WE’RE ON YOUR SIDE, STYG

カリフォルニアのHARDCOREバンド、STICK TO YOUR GUNSを勝手に応援しています。フラワーカンパニーズ(フラカン)も大好きです。セトリ、訳詞、記事訳を記載しています。

(記事訳 #3) Interview W/ Jesse (STYG) - Impericon Magazine

アルバムリリース前の2017/9/29発行、Impericon Magazineのインタビュー記事を訳しました。

 

(元ネタ)

Interview W/ Jesse (STYG): Why There's Not Going To Be A Donald Trump Inspired Song On 'True View' - Impericon Magazine

 

http://www.impericon-mag.com/en/interview-w-jesse-styg-theres-not-going-donald-trump-inspired-song-true-view/

 

 

(記事訳)
TRUE VIEWが10/13にリリースされる予定です。楽しみにしています。
STICK TO YOUR GUNSの新しいアルバムが遂にリリースされるまで、2週間になりました!電話で、愛しのJesseに、TRUE VIEWの全てについて伺いました。彼は、ゲストボーカルのいないことや、なぜドナルド・トランプに関する曲を除いたのか、同様に、新譜での彼のお母さんの出演について、説明をしてくれました。

 

Q.

というわけで、数週間後に迫ったリリースですが、今この瞬間あなたたちは何をしていますか?(どうお過ごしですか?)

A.

今、私は、メールを確認して、朝ごはんを食べ終わったところ。そうだね、私たちは準備しているところだよ。数カ所でリリースライブをする予定なんだ。カナダで3ヶ所、ニューヨーク東海岸で1ヶ所、西海岸で4ヶ所かな。

 

Q.

そして、その後、ライブでヨーロッパにも来る予定ですよね?

A.

そうです。

 

Q.

リリースを前にして、今どんな気持ちをお持ちですか?なぜなら、レコーディングが終わって、今リリース日が近づいていて、少し興奮しているかと思うのですが。

A.

そうだね、もちろん興奮しているよ。今は、私は、人々が曲を気に入ってくれるかなぁと、心配にになってる段階にいます。なぜなら、どのようにSTICK TO YOUR GUNS というものが理解されているかということです。というのは、15,16歳の頃にバンドを始めて、このバンドをするために高校を中退して、その全てがいつかのような。。。それはただたまたま起こるべきではなかったというか。。。言いたいことわかりますか?私はとてもラッキーだったと思うし、全てのシングルも、自分がしたいような、まさにこれだ、これで全てだ、というような、誰もこの音源について興味を示さないような、そんな感じでリリースしました。それはそれでよかったんだよ。だって、私は今送っているような生活を送ることを許されるべきではないから。だから、もしそれが明日終われば、私は幸せになるんだろう。(リリースしてしまえば気が楽になるんだろうの意訳)

 

Q.
でも、私はあなたがTRUE VIEWをリリースであなたに危機が訪れる(悪い事が起こる)と思わないのです。というのは、特に一番始めの曲への感想は、本当に好感触で、人々は、あなたの1枚目のアルバム”FOR WHAT IT’S WORTH”の音と比べました。そして、本当にたくさんの人が知りたがっていることは、新譜の残りの曲が、あのヘビーな曲調に似ているかということです。

A.

確かにいくつかのよりヘビーで、より古いものがもっているような側面が、この新譜にはあります。しかし、同時に、新しいSTICK TO YOUR GUNSが持つ歌とメロディがまだたくさんあります。私は、この新譜で、我々の新しい世界と古い世界を混ぜ合わせて、かなり良い出来だと思っています。

 

Q.

最新のアルバムの”LEFT YOU BEHIND”のようなよりソフトな(ヘビーではない)曲もあるということですか?

A.

あんなにソフトな曲はないよ。でも、確かに、”56”という曲と、 “The Reach for Me: Forgiveness of Self”という曲があって、これらの2曲は、”The Crown”のような自分にとってとても大切な曲なんだ。

 

Q.

TRUE VIEWのジャケットは確かに前のアルバムとは毛色が異なりますね。そうなった背景を説明してくれますか?

A.

Donnyがこれを書いたアーティストなんだけど、本当に良い友達で、彼は、The Warriorsというバンドでプレイしていたこともあるんだよ。私はそのバンドが本当に好きで育ってきた。そして、そのDonnyが実際に、私の昔のバンドや、別のバンド”Trade Wind”のジャケットを手がけてくれたんだよ。そして、彼はいつも私のアートの世界観に関わってくれるんだよ。そうだ、DISOBEDIENTのジャケットも彼が手がけたんだ。しかし、今回の新譜で、あなたがジャケットを見たら、全ての曲がジャケットの周りに配置されているように見えるんだ。そして私は彼と一緒に座って、彼に曲について話をしました。彼は曲の全ての情報を聞き取って、そして、可視化したんだよ。この新譜は、なんていうか、あなたが誰なのかという、あなたの真の可能性と、真の展望への理解をテーマにしている。そして、私はDonnyはそれを可視化する素晴らしい仕事をしたと思っている。

 

Q.

そうですね、素晴らしいです。ところで、私は、我々のFACEBOOKのファンからの質問が2つあります。まず1つ目は、トランプ(大統領)についての曲があるかどうか教えてください。なぜならほとんどのアメリカの今リリースしている楽曲は、1つの方法か、それとも他の方法で、例のトピックをカバーしているように思うからです。

A.

いいね、とてもいい、素晴らしい質問だね。
そういった曲ない。その目的で作った曲(トランプを批判する曲)はない。新譜があまり社会的、政治的でないことに人々は驚くだろうと思います。もちろん、政治的、または、社会的な方向の曲はあります。”Through the chain link”と”Cave canem”がそれに該当する。新譜”TRUE VIEW”のほとんどの部分は、とても自分自身を反映した(個人的な)作品になっています。そして、私は、その方法でそうしたかった。(社会的/政治的な意味を持つのではなく個人的な意味を持つ曲を出したかった。の意味。) だって、新譜が発売されるまでに、山ほどの“Fuck Donald Trump”曲が発表されるじゃないか。風潮として、私たちは、その手の曲を作ろうとしたけど、作る必要がなかったんだよ。だって、わかるだろう、もう充分だよ。我々は、ハードコア、メタルコア、パンクシーンの違った側面を表したかったんだ。なぜなら、我々皆が、ドナルド・トランプが大嫌いで、このナショナリズムの波は世界中に起こっているかもしれないが、我々は個人として、我々が守られていて、自分自身とお互いに十分に自信を持つまでは、何も変わらないだろうからね。これは第一歩であって、この新譜が何についてかということです。というのはあなたは、世界を変えたいが、先ず、自分自身でさえ変えることができない。私は罪悪感を沢山もっている。なぜなら、私は、毎晩ステージに立って、改革だの世界で変革だのと話をしていて、それらの全ては本当にすごい堂々たることだからだよ。そして、私は失望すると同時に、私は沢山の嘘を経験した(感じた)よ。私はただまやかしを感じた。私は何をしようとしているのか、私は自分自身の面倒さえ見ることができない、どうしたら私は世界を変えられるんだろう、といったようなまやかしを。今回の録音と、曲を書いたことは、私にとって素晴らしいことだった。というのは、私が、自分自身に再び自信を持てる場所へ戻る事が、大切な事だったから。

 

Q.

素晴らしい。。もう1つのFACEBOOKユーザーから届いた質問について。最新の作品で、Scott Vogel(TerrorのVo)を迎えたような、今回の新譜ではゲストボーカルはいますか?

A.

我々は、今回のアルバムにはゲストボーカルは迎えないという事を決めた。JoshもChris(共にGt)も、いくつかのパートを歌ったけど、ゲストボーカルは呼ばなかった。我らは話し合ってた。”かっこいいね、誰をこの録音に呼ぶべきかな?”って感じでね。だって、我々にとって、それはいつも楽しみであり、ファンでもあるんだよ。あなたが曲を聴いて他のバンドのボーカルが参加している時はね。しかし、今回の曲は、私にとってとても私的なことで、誰かが歌うために他に歌詞をつけることはしっくりこなかった。理解できる?って感じでね。

 

Q.

“あなたの歌”ってことですね。

A.

その通り。私自身、母親、私の父や他の誰かとの関係なんかについてね、これらの曲はとても私にとっては個人的なことで、他の誰かが歌ったとしても、しっくりくるとは思えない。というわけで、これが今回ゲストボーカルを迎えないことにした理由です。

 

Q.

なるほど。あとひとつだけ質問があります。今回のアルバムの曲の中で、あなたのお気に入りの曲と、その理由を教えてくれますか?

A.

アルバムの1曲目の”3 Feet From Peace”です。アルバムの全ては、私が自分が経験している事が全てまやかしだという事を感じていた時に、母が、私に残してくれたボイスメッセージから始まります。母は、”あなたは理解しなければならない。あなたそうしなければならない。あなたは世界、友達、家族から全てのアドバイスを得る事ができる。でも、最後にあなたは直面して、あなた自身で対処しなければならない。そして、私はあなたがそうするだけの強さをもっていると確信している。”と言っていました。
自分達のアルバムで、母の声を聞くことは、私にとってとても重要な事です。彼女のメッセージは、私にとても大きな影響を与えました。だから、私はその事について曲を書きました。

 

Q.

お母さんは、あなたのアルバムへ”出演”した事を聞いて、なんと言っておられましたか?

A.

(笑)、えっと、母はこの事を知らなかった。アルバムは兄弟には送ったら、兄が母に話をしたみたいで、ただ、母は私に泣きながら電話してきたよ。

 

 

では、Jesse 、質問に答えていただきありがとうございました。12月のツアーで会いましょう。